商人欲求

もうすぐ社会人になる学生です。教養は大事。

大学の期末テストを通じて思ったこと

世の大学はいま、期末考査定期テストの真っ最中であろう。一年のなかでこんなにも長く感じる一週間はあるだろうか。この期間になると大学の図書館は満員御礼で、ふだんあまり勉強をしなさそうな人(とくにチャラい系)もこぞって勉強に身を投じている。

大学のテストというものは、中学高校の時とちがってラクだと言う声が多いが、私はそうでもないと思う。むしろ論述式のテストが多く、約800字もの文章を書く集中力、文章力が試されるので、それまでの穴埋め式よりキツい。

大学のテストを通じて感じたことは、私のようにあまり勉強しないような学生でも単位を取得できてしまうということだ。私が過去に受けた授業のテストの評価はほとんど「可」であったが、これはあまりにもヌルいのでは?と思ってしまった。基本的にテスト1~2週間前くらいからやっとエンジンかかって勉強モードに移行するマイペースな私でさえ、ある程度勉強していれば「可」(もしくはそれ以上)がとれてしまう。普段勉強しなくても、テスト期間直前になって焦って勉強すれば、「可」であれど単位をもらえてしまう。しかし、付け焼刃だけで覚えた知識でテストに臨んでも、その知識は将来身に付くとは到底思えない。

こんなんでほんとうにいいのだろうか?これが大学というものなのか?・・・なんてことを、テスト期間に突入するたびに思う。

 

大学1年生のころに教養科目の心理学を選択したことがある。期末テストの結果はギリギリ「可」であったが、授業終了後(テスト受験後)でも役に立っている。そもそも心理学に興味があったのも大きな影響であろう。自分の興味のある分野と授業の趣向とがうまくマッチすればそれはすばらしいものになるし、そこで覚えたことは自分の財産として残るだろう。

 

私の残るテストはあと一つ! この記事を見てくださった学生さんも私といっしょにがんばりましょー!