商人欲求

もうすぐ社会人になる学生です。教養は大事。

LINEについて思うこと

「LINE」っていうアプリ、ほんと便利だよね。なにが良いって、とにかく無料で電話もメッセージもできるってところ。特に大人数でチャットできるグループラインがほんと便利。従来のメールではできなかったことが容易にできて便利な世の中になったねぇ。

僕がLINEを知ったのは大学に入りたての一年生の頃だった。当時同じゼミに所属していた仲間から「LINEやってる?」という今ではお決まりの合言葉を言われ、僕は「LINEってなに?(?_?)」って感じだった。その時はまだガラケーを使ってて、周りはほぼスマホユーザーだったから、時代に取り残された感ハンパなかった。ガラケーでもLINEができるというので早速はじめてみた。ただ、アプリをいちいち起動しないとメッセージが届いているか確認できないので使いづらかった。iPhoneだと通知センターに表示されるから一目でわかるよね。

しかし、LINEを使い始めたころにこんな悪いニュースを目にした。LINEがきっかけで自殺してしまった高校生がいたり、「既読無視」で人間関係が悪化して学校でいじめられてしまった人がいたり、、、といった目をつむりたくなるようなニュースが報道されていた。ガラケー版には既読機能が無かったので、僕はそこで初めてLINE独特の機能である「既読機能」を知った。僕は思った。「あれ・・・LINEってやばいんじゃね・・・?人間関係が崩れるならやらないほうがましやん!」。そこから僕のLINEに対するイメージは急にダウンした。

そんなこともあったが、今では日常生活にすんなり溶け込むようにLINEを使っている。以前まではメールでやり取りをしていた昔の友人ともLINEで連絡を取り合うようになった。

ただ、スマホユーザー全員がLINEを使っているとは限らない。同じゼミに所属している人の中にもスマホを持っているのにもかかわらずLINEをインストールしていない人がいる。どうしてやらないのかと聞いたところ、あいまいな返事をされた。おそらくLINEに対して嫌悪感でも抱いているのだろうか(勝手な憶測)。ゼミ活動で連絡を取り合うときも、他の人とはLINEでグループを作ってメッセージを送っているのに、アンチLINEの彼らには別途メールで連絡を取っている。LINEとメールを行き来するからちょっと面倒なんだよなぁ・・・。

おそらくLINEユーザーの大半は、「みんなやってるから」という周囲と同調したいという理由で使い始めたのではないのだろうか。たしかに、みんながやっていて自分だけやっていないと仲間はずれにされた感じはあるし、時代に取り残されておいてけぼりなんてことを考える人は少なくない。日本人は周りに合わせるという和心をもつ、なんて言うし。最初の頃はLINEに抵抗のあった僕だが、周りの友達がやってるからやろうっていう理由で始めたから、周囲に同調した一人である。無料だからインストールしてもべつに損は無いからいいんだけど。

大学の友達はこう言う。「スマホ持ってる人はLINEやってて当然。なんでやらないのか理解できない」。僕は思った。「PSPを持っているのにモンハンを買わない人に言うこととおんなじや・・・」。この例えが適切なのかはわからないが、みんなが持ってて当然のデバイスにみんなが持ってて当然のソフトウェアを持たないということである。LINEが当たり前になりすぎてしまって、アンチLINEの人の気持ちが理解できない友達の気持分からなくはない。

 

こんなかんじにLINEについて思ったことを陳述してみた。今後、LINEが主流のコミュニケーションツールになっていくのか。既読さえなければ即レスする必要なく、自分のペースで返信できるのになぁ・・・。メールがあった時代に戻りたい今日この頃である。